* 連載 *

『アクアリウム』
  第一章 アトランティス     第二章 ユキ     番外編 フタタビ
     ……以下、連載
  
懐かしい波の音は、今も確かに響き続けている。旅する者と留まる者、それぞれの胸の奥深く。
喪われた海と、旅人たちのファンタジー。
   ※第一章 原稿用紙41枚,第二章 42枚,番外編 13枚
 〜連作短編


『赤い空 銀の鱗』
  序章
  第一章 閉じた窓    第二章 長い階段    第三章 鋼鉄の扉
  第四章 古い時計    第五章 磁石の針    第六章 真紅の空
  第七章 古代の湖    第八章 微かな影    第九章 銀色の幻
  第十章 一枚の絵    第十一章 彷徨う魚    第十二章 去り行く人
     ……以下、連載

僕たちは何故、何も知らないのだろう? 疑問が生まれた時、単調ながらも平穏な日常が、揺らぎ始めた。銀色の幻に導かれ、僕たちが追い求めるものは、真実なのか、それとも……?
  〜連載中


『一粒の海に沈むものは』
  1  2  3  4  5   ……以下、連載

その想いは、かつてこの星を焼き尽くした。そして今、あなたはひとり、何を思うのだろう。
荒野の星に秘められた、ひとつの恋の物語。
   〜連載中


『レディ・ダァリア』
  1  2  3  4  5   ……以下、連載

 「この街には、失くし物が多すぎる」…… 誰もが記憶の欠損を抱えて暮らす街に、ある日新たな住人が現れる。彼女の名は、レディ・ダァリア。かつて名女優として知られた彼女は、静かな諦めに満ちた街に、ささやかな変化をもたらす。それは希望の前触れなのか、それとも絶望の前兆なのか。競作企画「七色スペクトル」参加作。
 〜連載中



* 掌編 *

『しりとりショートショート』
  しりとり → りんごあめ → メロドラマ → マーガレット → 突然変異
    → イミテーションゴールド → 銅鑼 → ラザニア → あんたがたどこさ → ?
                                                                                              
お題でしりとりをしつつ、ショートショートを書いていこう、という自作自演企画です。最終目標は百話。一話につき、原稿用紙十枚前後が目安です。
笑いあり涙あり恐怖あり、ショートショートのバラエティパックを目指して不定期更新中です。百面相、達成なるか?



* 短編 *

『猫のいる風景〜黒猫』

黒猫に目の前を横切られるとなんとやら、という迷信があるけれど……。
大学教授と黒猫の、ささやかな交流の物語。
 ※原稿用紙11枚


『白い魚』

「日当たりが悪いんだ」。金魚鉢を抱えてやって来た彼は、私にそう言った。
真っ白な魚よ、あなたの本当の色は、何色なんだろう?
 ※原稿用紙21枚


『白く・儚く・歌う』

世界の果てには、暮れない夕焼けに染まる森があるという。この世で最も美しい夕日、人の心までも染め上げる夕日が。突発性競作企画「紅に帰る」参加作品。
 ※原稿用紙42枚


『贋作 小さい秋みつけた』

ある秋の日。年老いた風見鶏と、園丁の名を継ぐ「私」の物語。遅筆お題バトル参加作。
 ※原稿用紙39枚


『三月兎とバラッド・オレンジ』

時計が午後三時を指したら、さあ三月兎のお茶会を始めましょう。「一夏の香水同盟」参加作。
 ※原稿用紙23枚


『バベルの塵』

塔に魅せられた、ある哀れな画家の話をしよう。「覆面作家企画 わたしはだあれ?」参加作。
 ※原稿用紙13枚


『眠る羽音は雨上がりの夢を見る』

不死鳥に見せられた夢です、と彼は言った。雨の降り続く街で。
失われた王国の幻影が導いた邂逅の物語。企画本「ココハコ」参加作。
 ※原稿用紙21枚


『まほろばを泳ぐ赤き魚』
彼女は、ホットケーキは四角くあるべきだと固く信じている。母が小さな旅行鞄ひとつを手に、彼女の前から姿を消した今でも。競作企画「小説福袋」参加作。
 ※原稿用紙35枚



『世界の果てへ続く坂』
万年坂のてっぺんで、世界は垂直に折れ曲がる。その先に待っているのは世界の果てなのか、それとも……? 字書きさん・絵描きさん協作企画「いろは」参加作(先行作品)。
 ※原稿用紙30枚



* 企画 *

『三行小説』

「文章修行家さんに40の短文描写お題」、挑戦中。
原稿用紙三行(と少し)でどれほどの世界が造れるのか、想像力その他もろもろの限界に、挑みます。



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