「ツイン・タワーに鐘は鳴る」

 3000ヒット記念、初めてのキリ番リクエスト企画です。いただいたお題は「プラネタリウム」でした。
 素直に、ストレートに、神秘的で綺麗な話にするのはちょっと面白くない、というひねくれ者の血が騒ぎ、このような結果と相成りました。
 ここだけの話、剣と魔法のファンタジー(しかもダンジョン風味)を密かに目指してみたのですが……ひたすらに双子とおばさんが好き勝手にしゃべくりまくっていただけのようにも思います。
 リクエストを下さいましたmotojiさま、ありがとうございました。

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  「猫のいる風景〜招き猫」

 4000ヒット記念の進呈品です。いただいたお題は、「生意気な少年(小学生くらい)が出てくる、ほんわかラブストーリー」でした。
 ラブストーリー……! と頭を抱えたのも束の間、いざ書き出してみれば、あれよあれよと話がまとまり、ものの三日で完成、という最短新記録を打ち立ててしまいました。
 関西弁での台詞、というのは初の試みだったのですが、つい悪ノリしてしまいそうなくらい、楽しかったです。
 ところで。両手招きの招き猫、私もどう見たって「バンザイ」しているようにしか思えないのですが……。いかがなもんでしょうか?
 リクエストを下さいました相沢秋乃さま、ありがとうございました。

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  「ワタゲノヒトビト」

 5000ヒット記念の進呈品です。いただいたリクエストは、「柴犬と十代前半の女の子の話」でした。
 小春日和と日本男児、というふたつのキーワードを使いたくて考えた、ロードムービー風味のストーリーです。
 ちなみに、桜の花びらを集めると……というのは、私の子ども時代に流行った懐かしいおまじないなのでした。
 リクエストを下さった相沢秋乃さま、ありがとうございました。こういうのほほんとした物語は、書いている作者が一番和みますね。

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  「月花蝶舞―月ノ花ニ蝶ノ舞ウ」

 6000ヒット記念の進呈品です。この話は、「夜の空と地球照の月をテーマに、儚げな少年たちのちょっと切なくて綺麗なお話を」というリクエストをいただいて書いたものです。地球照という現象の、月下美人という花の、どこか神秘的なイメージをなんとか活かそうと試みたのですが、結果ははてさて。
 本編中に「地球照の月面は、地球でも月でもない、別の世界だと考えられてきた」というような台詞が出てくるのですが、実はこれは私のオリジナルではなく、かつては実際にそう考えられていた時代もあったようです。聞きかじりの知識なので、あやふやではありますが。
 リクエストを下さった三紀藍生さま、ありがとうございました。

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